“だうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
道士50.0%
導師33.3%
瞠視16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし僧侶そうりよ道士だうしふものにたいしては、何故なぜふこともなく尊敬そんけいねんつてゐる。自分じぶん會得ゑとくせぬものにたいする、盲目まうもく尊敬そんけいとでもはうか。そこで坊主ばうずいてはうとつたのである。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
おなし心の人あまたありてその事とゝのひ、つひに石塔をたてんとする時にいたりて、源教いふやう、かゝる㕝の導師だうしたらんは我がおよぶ所にあらず、こは最上山さいしやうざん関興寺くわんごうじの上人を招請せうだいあれかしといふ。
我は茫然として涙に濡れたる遺書を瞠視だうしすること久しかりき。