“瞠視”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だうし33.3%
みつ33.3%
みつめ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我は茫然として涙に濡れたる遺書を瞠視だうしすること久しかりき。
リツプは呆れた顔をして、かの男を瞠視みつめた計り、一言も出しませなんだ。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)
爾時そのときわかき漕手いとあわただしく、龍卷(ウナ、トロムバ)と叫べり。その瞠視みつめたる方を見れば、ミネルワの岬より起りて、斜に空に向ひて竪立じゆりつせる一道の黒雲あり。形は圓柱の如く、色は濃墨の如し。