“なんすれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
何為33.3%
何爲33.3%
奚為33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
子貢曰く、何為なんすれぞそれ子を知るなからん。子曰く、(我は)天をもうらみず、人をもとがめず。下(人事を)学びて上(天命に)達す。我を知るものはそれ天のみか。(憲問、三七)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
難ずるものは何爲なんすれぞ劇藥を投ぜざるといふ。嗚呼、かれ等は劇藥のいと/\用ゐ易くして、人間を益しがたき理を知らず。何ぞ共に醫道を語るに足らむと。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
子曰く、ゆうしつ(雅頌に合せず)、奚為なんすれきゅうが門に於てせん。門人子路を敬わず。子曰く、由は堂にのぼれるも、未だ室に入らざるなり。(一五)
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)