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瑟
ふりがな文庫
“瑟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しつ
75.0%
こと
12.5%
ひつ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しつ
(逆引き)
鼓瑟
(
ことのて
)
希
(
しばし
)
とだえ
鏗爾
(
こうじ
)
として
瑟
(
しつ
)
を
舎
(
さしお
)
きて
作
(
た
)
ち、対えて曰く、
三子者
(
さんししゃ
)
の
撰
(
よき
)
に異なり。子曰く、何ぞ
傷
(
いた
)
まん、
亦
(
また
)
各
(
おのおの
)
その志をいうなり。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
瑟(しつ)の例文をもっと
(6作品)
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こと
(逆引き)
澄み透るような静かな陽射し、このさまをみては武陵桃源という文字もありそうなことだと思うし、白髪の仙人が
瑟
(
こと
)
をもった童児を従えている図も絵空ごととは思えない風景である。
中支遊記
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
瑟(こと)の例文をもっと
(1作品)
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ひつ
(逆引き)
すくなくとも形の上だけは
琴
(
きん
)
と
瑟
(
ひつ
)
と相和したが、けれども十九ではじめて知つた悦びに、この張り切つた音に、彼女の弦は妙にずつた音を出してぴつたり來ない。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
瑟(ひつ)の例文をもっと
(1作品)
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“瑟”の解説
瑟(しつ、拼音: sè)は、古代中国のツィター属の撥弦楽器。古筝に似て、木製の長方形の胴に弦を張り、弦と胴の間に置かれた駒(柱)によって音高を調節するが、弦の数が25本ほどと多い。八音の糸にあたる楽器のひとつで、後世には祭祀の音楽である雅楽専用の楽器になった。
(出典:Wikipedia)
瑟
漢検1級
部首:⽟
13画
“瑟”を含む語句
琴瑟
琴瑟相和
蕭瑟
摩頭羅瑟質
柏城尽日風蕭瑟
楓葉荻花瑟瑟
楓葉荻花秋瑟々
楓葉荻花秋瑟瑟
烏瑟
琴瑟合奏
瑟々
瑟夸僩夸赫夸喧夸
魯吉瑟謨勃児孤
鼓瑟
“瑟”のふりがなが多い著者
下村湖人
嘉村礒多
中島敦
和辻哲郎
上村松園
夏目漱石