『ざしき童子のはなし（ざしきぼっこのはなし）』

ぼくらの方の、ざしき童子のはなしです。 あかるいひるま、みんなが山へはたらきに出て、こどもがふたり、庭であそんでおりました。大きな家にだれもおりませんでしたから、そこらはしんとしています。 ところが家の、どこかのざしきで、ざわっざわっと箒の …

著者	宮沢賢治
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	「月曜」1926（大正15）年2月号
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約4分（500文字/分）
朗読目安時間	約7分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

童子（ぼっこ） 旧（きゅう） 急（いそ） 守（もり） 兎（うさぎ） 起（お） 寝（ね） 着（き） 命（めい） 立派（りっぱ） 祭（まつ） 箱（はこ） 箕（み） 箒（ほうき） 笹田（ささだ） 置（お） 眼（め） 百舌（もず） 白緒（しろお） 熊（くま） 瀬（せ） 約束（やくそく） 紋付（もんつき） 次（つぎ） 聴（き） 肩（かた） 膝（ひざ） 舟（ふね） 袴（はかま） 見舞（みま） 言（い） 豆（まめ） 込（こ） 酒（さけ） 鉛（なまり） 降（ふ） 座敷（ざしき） 乗（の） 他（ほか） 刀（かたな） 北上（きたかみ） 叫（さけ） 向（む） 呼（よ） 夢（ゆめ） 大人（おとな） 大道（だいどう） 如来（にょらい） 子供（こども） 小屋（こや） 岸（きし） 渡（わた） 庭（にわ） 延（の） 張（は） 持（も） 振舞（ふるまい） 斎藤（さいとう） 旧暦（きゅうれき） 晩（ばん） 更木（さらき） 檜（ひのき） 両手（りょうて） 泣（な） 淵（ふち）