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気難
ふりがな文庫
“気難”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きむずか
25.0%
きむず
18.8%
きむつか
18.8%
きむづか
12.5%
きむづ
12.5%
きむつ
6.3%
きむづかし
6.3%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きむずか
(逆引き)
厭々
(
いやいや
)
であったが、持物といっては金属性の球だけをポケットにして、
饒舌
(
おしゃべり
)
なAや
気難
(
きむずか
)
し屋なBと共々打ち連れて、先ず都を
指
(
さ
)
して旅にのぼった。
吊籠と月光と
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
気難(きむずか)の例文をもっと
(4作品)
見る
きむず
(逆引き)
とかくに
気難
(
きむず
)
かしくて機嫌の取りにくかったのは、家人からでさえ余り喜ばれなかったのを以てもその人となりを知るべきである。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
気難(きむず)の例文をもっと
(3作品)
見る
きむつか
(逆引き)
中橋氏は二三度それを口のなかで読みかへしてゐるうち、嬉しさに覚えず
綻
(
ほころ
)
びかゝる口もとを強く
圧
(
へ
)
し曲げるやうにして
気難
(
きむつか
)
しい顔を
拵
(
こしら
)
へた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
気難(きむつか)の例文をもっと
(3作品)
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きむづか
(逆引き)
浅子夫人はまた島田や
丸髷
(
まるまげ
)
の日本髪が嫌ひだ。婦人会などで、若い大人達の丸髷姿が目に入ると急に
気難
(
きむづか
)
しくなつて
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
気難(きむづか)の例文をもっと
(2作品)
見る
きむづ
(逆引き)
それにしても、この人は、他人に対しては、それは親切に、優しく調子よくしながら、
何故
(
なぜ
)
かうまで私には
気難
(
きむづ
)
かしいのであらう。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
気難(きむづ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きむつ
(逆引き)
リンカンといへば、
気難
(
きむつ
)
かしい顔をしてゐる癖に、
戯談
(
ぜうだん
)
が大好きなので名高い政治家だが、ある時知合ひの国会議員が訪ねて来た時、あいにくと風邪をひき込んで鼻をつまらせてゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
気難(きむつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
きむづかし
(逆引き)
「ぢや、口喧うも、
気難
(
きむづかし
)
うもなうたら、どうありますか」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
気難(きむづかし)の例文をもっと
(1作品)
見る
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高
検索の候補
難気
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岡本かの子
佐藤春夫
牧野信一