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気難
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きむずか
ふりがな文庫
“
気難
(
きむずか
)” の例文
厭々
(
いやいや
)
であったが、持物といっては金属性の球だけをポケットにして、
饒舌
(
おしゃべり
)
なAや
気難
(
きむずか
)
し屋なBと共々打ち連れて、先ず都を
指
(
さ
)
して旅にのぼった。
吊籠と月光と
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
とはいえ勿論、山といえば
嶮
(
けん
)
がある。谷がある。信長の
気難
(
きむずか
)
しさや、測り知れない
豹変
(
ひょうへん
)
や、
癇癖
(
かんぺき
)
や我儘や、ずいぶん人間的な短所は官兵衛も承知である。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此の邸宅が現わす感じのように典型的の英国人であるガルスワーシーは一見
気難
(
きむずか
)
しやのようで実は如才ない苦労人だということがつき合って行くうちに判って来る。
ガルスワーシーの家
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
信長の、いわゆる「お
気難
(
きむずか
)
しい」性質は、万々承知だが、それにしても
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
“気”で始まる語句
気
気色
気遣
気勢
気持
気質
気障
気配
気味
気高