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きむづ
ふりがな文庫
“きむづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
気難
66.7%
氣難
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気難
(逆引き)
それにしても、この人は、他人に対しては、それは親切に、優しく調子よくしながら、
何故
(
なぜ
)
かうまで私には
気難
(
きむづ
)
かしいのであらう。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
気難
(
きむづ
)
かしきこの
家
(
や
)
の
主人
(
あるじ
)
むづかしき顔しつつさくら
移植
(
うつ
)
させて
居
(
を
)
り
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
きむづ(気難)の例文をもっと
(2作品)
見る
氣難
(逆引き)
彼の
氣難
(
きむづ
)
かしいことも、粗暴なことも、過去の道徳上の失敗も(私は過去といふ、何故と云へば、現在は改められたと思ふから)、みなその
源
(
みなもと
)
を運命の、むごい
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
でもまだ、彼は、確かに
氣難
(
きむづ
)
かしげな容子で、大きな頭を椅子の背のふくらみに
凭
(
もた
)
せかけ、
荒削
(
あらけづ
)
りの
花崗岩
(
みかげいは
)
のやうな顏にも、大きな黒い眼にも、火の光を受けてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
私に對して甚しく親切なのも、私以外の澤山の人に對する不當な
嚴
(
きび
)
しさで差引されてしまふと私はこつそり考へてゐた。それにまた彼の
氣難
(
きむづ
)
かしさは——辯護のしやうもない位であつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
きむづ(氣難)の例文をもっと
(1作品)
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