“雪履”の読み方と例文
読み方割合
せった100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつ向きながら小走りにあとを追ってゆくわたしの眼の前に、丸いかかとが撒き水の乾いた道を雪履せったで蹴返してゆく。雪履の閃きの薄っぺらさ。
美少年 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)