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せつた
ふりがな文庫
“せつた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
雪駄
90.0%
雪踏
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪駄
(逆引き)
「そんな事があるものか、
雪駄
(
せつた
)
が片つぽお倉の家にあると言ふのに、勘兵衞の足袋は兩方とも底が綺麗だぜ」
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
内へ帰つて見ると、うす暗い玄関の
沓脱
(
くつぬ
)
ぎの上に、見慣れたばら緒の
雪駄
(
せつた
)
が一足のつてゐる。馬琴はそれを見ると、すぐにその客ののつぺりした顔が、眼に浮んだ。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
せつた(雪駄)の例文をもっと
(18作品)
見る
雪踏
(逆引き)
一人
(
いちにん
)
は黒の中折帽の
鐔
(
つば
)
を
目深
(
まぶか
)
に
引下
(
ひきおろ
)
し、
鼠色
(
ねずみいろ
)
の毛糸の
衿巻
(
えりまき
)
に半面を
裹
(
つつ
)
み、黒キャリコの紋付の羽織の下に紀州ネルの
下穿
(
したばき
)
高々と
尻褰
(
しりからげ
)
して、
黒足袋
(
くろたび
)
に木裏の
雪踏
(
せつた
)
を
履
(
は
)
き
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
引開
(
ひきあけ
)
て直しける
雪踏
(
せつた
)
の
鼻緒
(
はなを
)
の
最
(
いと
)
太
(
ふと
)
き心を隱す元益が出てしづ/\進み入に店の者等は之を見れば
年
(
とし
)
未
(
ま
)
だ
三十路
(
みそぢ
)
に
足
(
たら
)
ざれど
人品
(
じんぴん
)
骨柄
(
こつがら
)
賤
(
いや
)
しからず
黒羽二重
(
くろはぶたへ
)
に丸の中に
桔梗
(
ききやう
)
の
紋
(
もん
)
附
(
つき
)
たる
羽織
(
はおり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
せつた(雪踏)の例文をもっと
(2作品)
見る
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ゆきぶみ