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引開
ふりがな文庫
“引開”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひきあけ
25.0%
ひきあ
25.0%
ひきひら
25.0%
ひっぱだ
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきあけ
(逆引き)
引開
(
ひきあけ
)
見ればお光は
已
(
すで
)
にはや庄兵衞をば
刺留
(
しとめ
)
つゝ今や
自害
(
じがい
)
をなさんとする
景樣
(
ありさま
)
なるに大きに
慌忙
(
あわて
)
ヤレ
待
(
まて
)
暫
(
しば
)
しと
大聲
(
おほごゑ
)
を
揚
(
あげ
)
んと
爲
(
なし
)
しが
夜隱
(
やいん
)
のこと
設
(
もし
)
も長家へ
漏聞
(
もれきこ
)
え目を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
引開(ひきあけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひきあ
(逆引き)
エリス帰りぬと答ふる間もなく、戸をあらゝかに
引開
(
ひきあ
)
けしは、半ば
白
(
しら
)
みたる髪、
悪
(
あ
)
しき相にはあらねど、貧苦の痕を
額
(
ぬか
)
に印せし面の老媼にて、古き獣綿の衣を着、汚れたる上靴を
穿
(
は
)
きたり。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
引開(ひきあ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひきひら
(逆引き)
源内先生は、克明に一つずつ扉を
引開
(
ひきひら
)
いては部屋を覗いて歩く。寝室のような部屋があるかと思うと、化粧の間とでもいったような、
玻璃
(
はり
)
の大鏡が無残に
毀
(
こわ
)
れた床に墜ち散っている部屋もある。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
引開(ひきひら)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ひっぱだ
(逆引き)
引合せたコオトの襟を
引掴
(
ひッつか
)
んで、何か、自分の胸が窮屈そうに、こう
踠
(
もが
)
いて、
引開
(
ひっぱだ
)
けようとしたんだがね、思う通りにならなかったもんだから、(ええ)と云うと、かと
開
(
はだ
)
けた
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
引開(ひっぱだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出
“引開”のふりがなが多い著者
作者不詳
久生十蘭
森鴎外
泉鏡花