“曲木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まげき75.0%
まがき12.5%
まがりぎ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曲木まげき細工の椅子が四つほどもあって、英国社会教育家のなにがしという老外人が、不良児の感化事業を試みている、いわゆる少年懲治監なのである。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一ツ橋門外の二番御火除ひよけ地の隅に居据いすわっている雪だるまも、一方に曲木まがき家の御用屋敷を折り廻しているので、正月の十五日頃までは満足にその形骸けいがいを保っていたが
半七捕物帳:28 雪達磨 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「あの鬼草の金棒は曲木まがりぎの杖、評判でさあ。知らねえ者あございません。そう言えばあれが見えませんね。」