微酔ほろゑひ)” の例文
旧字:微醉
されど熊は次第しだいなれ可愛かあいくなりしと語るうち、主人は微酔ほろゑひにて老夫らうふにむかひ、其熊は熊ではなかりしかと三人大ひに笑ひ、又酒をのませ盃の献酬やりとりにしばらく話消はなしきえけるゆゑしひ下回そのつぎをたづねければ
微酔ほろゑひ機嫌で酒場の中から出て来た
都会と田園 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)