“をどりい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
躍出50.0%
躍入25.0%
跳出25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
躍出をどりいでて、一齊いつせい太郎たらうまへぬかづ
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
夫は出でていまだ帰らざれば、今日ののしさわぎて、内に躍入をどりいることもやあらば如何いかにせんと、前後のわかれ知らぬばかりに動顛どうてんして、取次には婢をいだり、みづから神棚かみだなの前に駈着かけつけ、顫声ふるひごゑ打揚うちあ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
ともかくも成らんとて、其処そこ躍入をどりいりけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
裏にづること、おそるること、やましきことなどの常におさへたるが、たちま涌立わきたち、跳出をどりいでて、その身を責むる痛苦にへざるなりき。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)