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顫声
ふりがな文庫
“顫声”のいろいろな読み方と例文
旧字:
顫聲
読み方
割合
ふるえごえ
50.0%
ふるひごゑ
33.3%
ふるいごえ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるえごえ
(逆引き)
私の背後で彼女が少し
顫声
(
ふるえごえ
)
で言った。「御免なさいね。……だけど、いま一寸の間だけだわ。……こんな気持、じきに直るわ……」
風立ちぬ
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
顫声(ふるえごえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ふるひごゑ
(逆引き)
『竹山さん、私は、』と哀し気な
顫声
(
ふるひごゑ
)
を絞つた。『私はモウ何処へも行く所のない男です。
種々
(
いろん
)
な事をやつて来ました。そして方々歩いて来ました。そして、私はモウ行く所がありません。 ...
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
顫声(ふるひごゑ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふるいごえ
(逆引き)
とうとうマリイが
堪
(
こら
)
え兼て、
顫声
(
ふるいごえ
)
をして言い出した。「あなたどうしたのだか、そう
云
(
い
)
って下さいよ。」
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
顫声(ふるいごえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
顫
漢検1級
部首:⾴
22画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“顫”で始まる語句
顫
顫動
顫音
顫律
顫慄
顫上
顫震音
顫出
顫着
顫聲
“顫声”のふりがなが多い著者
アルツール・シュニッツレル
尾崎紅葉
アントン・チェーホフ
伊藤左千夫
石川啄木
堀辰雄