“顫着”の読み方と例文
読み方割合
ふるいつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駈上かけあがった若い者も、ふるえるばかりで、とりおさえ手もなかったといって、梓に顫着ふるいついて口惜くやしがった時には、たまらずその場から車に乗せて、これをわがそのへ移し植えようと思ったのである。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)