“顫震音”の読み方と例文
読み方割合
せんしんおん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すすきの葉を横にして唇に当て、中ぐらいの息で吹くのである。草笛とは違うが、単純な田舎めいた顫震音せんしんおんが出るのだ。恋をさそいかけている若者にしては、子供っぽいことをするな、と私は思った。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
すすきの葉を横にしてくちびるに当て、中ぐらいの息で吹くのである。草笛とは違うが、単純な田舎めいた顫震音せんしんおんが出るのだ。恋をさそいかけている若者にしては、子供っぽいことをするな、と私は思った。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)