“ふるいごえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
震声50.0%
顫声50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのお政の半面よこがおを文三はこわらしい顔をしてきっ睨付ねめつけ、何事をか言わんとしたが……気を取直して莞爾にっこり微笑したつもりでも顔へあらわれたところは苦笑い、震声ふるいごえとも附かず笑声わらいごえとも附かぬ声で
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
ただ震声ふるいごえで。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
とうとうマリイがこらえ兼て、顫声ふるいごえをして言い出した。「あなたどうしたのだか、そうって下さいよ。」
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)