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躍出
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おどりだ
ふりがな文庫
“
躍出
(
おどりだ
)” の例文
殊に小説の
梗概
(
こうがい
)
でも語らせると、多少の
身振
(
みぶり
)
声色
(
こわいろ
)
を交えて人物を
眼前
(
めのまえ
)
に
躍出
(
おどりだ
)
させるほど頗る巧みを究めた。二葉亭が人を心服さしたのは半ばこの巧妙なる座談の力があった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
さあそうなると、このたびは武力を有するものが一番
躍出
(
おどりだ
)
してこれを鎮定するということになって、
奈破翁
(
ナポレオン
)
がついに一手にこれを
統
(
す
)
ぶるということになったのである。仏国にして既に
然
(
しか
)
りだ。
日支親善策如何:――我輩の日支親善論
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
という
頓狂
(
とんきょ
)
な声がして、澄夫の背後の廊下から伝六郎が
躍出
(
おどりだ
)
して来た。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“躍出”の意味
《名詞》
躍り出ること。躍るように飛び出ること。
(出典:Wiktionary)
躍
常用漢字
中学
部首:⾜
21画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“躍”で始まる語句
躍
躍起
躍気
躍上
躍如
躍込
躍入
躍動
躍氣
躍然