“をどりあが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
躍上75.0%
跳上25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぬどもの、みゝにはて、きばにはみ、ほのほき、黒煙くろけむりいて、くるまともはず、ひとともはず、ほのほからんで、躍上をどりあがり、飛蒐とびかゝり、狂立くるひたつて地獄ぢごく形相ぎやうさうあらはしたであらう
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
車外しやぐわい猛獸まうじうは、る/\うち氣色けしきかわつてた。すきうかゞつたる水兵すいへいは、サツと出口でぐちとびらひらくと、途端とたん稻妻いなづまは、猛然まうぜんをどらして、彼方かなたきし跳上をどりあがる。
つゞいてまた一發いつぱつ猛狒ゴリラおもひがけなき二發にはつ彈丸だんぐわんられて、蹴鞠けまりのやうに跳上をどりあがつた。
わたくし跳上をどりあがつてまなこはなつと、たゞる、本船々首ほんせんせんしゆ正面しやうめん海上かいじやうに、此時このときまで閃々せん/\たるひかりえずうみ八方はつぱうてらしつゝすで一海里いつかいりばかりはしつた海蛇丸かいだまるは、此時このとき何故なにゆゑ探海電燈サーチライトひかりパツとえて