“とびあが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飛上89.3%
跳上7.1%
飛揚3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文治郎は細竹をもってズーッと突きさえすれば、ヒラリと高い屋根へ飛上とびあがる妙術のある人でございますから、なんぞ竹はないかと四辺あたりを見ると
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
文子は思わず跳上とびあがって叫んだ。
骸骨島の大冒険 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
何でも襖障子ふすましやうじ一面に葦とかりとをき、所々にかり羽叩はばたきして水を飛揚とびあがつてゐるのをあしらつた上、天井にはかりの飛ぶのを下から見上げた姿に、かりの腹と翼の裏をいてつたといふので名高かつた。