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羽叩
ふりがな文庫
“羽叩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はばた
80.0%
はたた
10.0%
はばたき
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はばた
(逆引き)
この時、はたはたと聞き慣れぬ鳥の
羽叩
(
はばた
)
きの音がした。振り向くと、赤い毛に紫の交った大きな鳥が二羽、高い木の上に巣を作っていた。
森の暗き夜
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
羽叩(はばた)の例文をもっと
(8作品)
見る
はたた
(逆引き)
お宮の松には
梟
(
ふくろ
)
が
棲
(
す
)
んでゐたのぢやがと、その不氣味な鳴き聲を思ひ出しながら、暗い梢を見上げてゐると、その木蔭から一羽の鳥が
羽叩
(
はたた
)
きして空を横切つてゐるやうな氣がした。
入江のほとり
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
羽叩(はたた)の例文をもっと
(1作品)
見る
はばたき
(逆引き)
何でも
襖障子
(
ふすましやうじ
)
一面に葦と
雁
(
かり
)
とを
描
(
か
)
き、所々に
鴈
(
かり
)
が
羽叩
(
はばたき
)
して水を
飛揚
(
とびあが
)
つてゐるのを
配
(
あしら
)
つた上、天井には
雁
(
かり
)
の飛ぶのを下から見上げた姿に、
鴈
(
かり
)
の腹と翼の裏を
描
(
か
)
いて
居
(
を
)
つたといふので名高かつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
羽叩(はばたき)の例文をもっと
(1作品)
見る
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
叩
漢検準1級
部首:⼝
5画
“羽”で始まる語句
羽
羽織
羽搏
羽二重
羽目
羽根
羽子
羽音
羽衣
羽毛
“羽叩”のふりがなが多い著者
正宗白鳥
内田魯庵
薄田泣菫
長塚節
横光利一
山本周五郎
小川未明