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はばたき
ふりがな文庫
“はばたき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
羽搏
54.5%
羽撃
13.6%
搏
4.5%
皷翼
4.5%
羽叩
4.5%
羽挙
4.5%
羽摶
4.5%
羽翥
4.5%
鼓翼
4.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羽搏
(逆引き)
お品の口を
塞
(
ふさ
)
ぐと、
扱帶
(
しごき
)
を解いてキリキリと縛り上げました。柄に似ぬ非凡の力で、お品などは
羽搏
(
はばたき
)
もさせることではありません。
銭形平次捕物控:046 双生児の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
はばたき(羽搏)の例文をもっと
(12作品)
見る
羽撃
(逆引き)
そいつが
羽撃
(
はばたき
)
をして、ぐるりぐるりと障子に
打附
(
ぶッつ
)
かって
這
(
は
)
い廻る様子、その動くに従うて、部屋の中の
燈火
(
ともしび
)
が、
明
(
あかる
)
くなり暗くなるのも、思いなし心持のせいでありましょうか。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
はばたき(羽撃)の例文をもっと
(3作品)
見る
搏
(逆引き)
神の
代
(
よ
)
を空に鳴く
金鶏
(
きんけい
)
の、
翼
(
つばさ
)
五百里なるを一時に
搏
(
はばたき
)
して、
漲
(
みな
)
ぎる雲を下界に
披
(
ひら
)
く大虚の
真中
(
まんなか
)
に、
朗
(
ほがらか
)
に浮き出す
万古
(
ばんこ
)
の雪は、末広になだれて、八州の
野
(
や
)
を圧する勢を、左右に展開しつつ、
蒼茫
(
そうぼう
)
の
裡
(
うち
)
に
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
はばたき(搏)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
皷翼
(逆引き)
下
摶
(
う
)
つ鳥の
皷翼
(
はばたき
)
に似たり。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
はばたき(皷翼)の例文をもっと
(1作品)
見る
羽叩
(逆引き)
何でも
襖障子
(
ふすましやうじ
)
一面に葦と
雁
(
かり
)
とを
描
(
か
)
き、所々に
鴈
(
かり
)
が
羽叩
(
はばたき
)
して水を
飛揚
(
とびあが
)
つてゐるのを
配
(
あしら
)
つた上、天井には
雁
(
かり
)
の飛ぶのを下から見上げた姿に、
鴈
(
かり
)
の腹と翼の裏を
描
(
か
)
いて
居
(
を
)
つたといふので名高かつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
はばたき(羽叩)の例文をもっと
(1作品)
見る
羽挙
(逆引き)
……だが、正三はやはり頭上に
被
(
かぶ
)
さる見えないものの
羽挙
(
はばたき
)
を、すぐ身近にきくようなおもいがするのであった。
壊滅の序曲
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
はばたき(羽挙)の例文をもっと
(1作品)
見る
羽摶
(逆引き)
御互
(
おたがい
)
の
身躯
(
からだ
)
がすれすれに動く。キキーと
鋭
(
する
)
どい
羽摶
(
はばたき
)
をして一羽の
雉子
(
きじ
)
が
藪
(
やぶ
)
の中から飛び出す。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
はばたき(羽摶)の例文をもっと
(1作品)
見る
羽翥
(逆引き)
雲霧
自然
(
おのづ
)
と消え行けば、岩角の苔、樹の姿、ありしに変らで
眼
(
まなこ
)
に遮るものもなく、たゞ冬の日の暮れやすく彼方の峯に
既
(
はや
)
没
(
い
)
りて、梟の
羽翥
(
はばたき
)
し初め、空やゝ暗くなりしばかりなり。
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
はばたき(羽翥)の例文をもっと
(1作品)
見る
鼓翼
(逆引き)
勢
(
いきほひ
)
猛
(
たけ
)
き
鼓翼
(
はばたき
)
の
一搏
(
ひとうち
)
に
碎
(
くだ
)
き裂くべきか
白鳥
(旧字旧仮名)
/
ステファヌ・マラルメ
(著)
はばたき(鼓翼)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
はばた
はうち
はう
はたた
はゞたき
はぶき
たた
たたか
たゝ
てうち