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摶
ふりがな文庫
“摶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
う
75.0%
ぶ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
う
(逆引き)
斯
(
こ
)
うした景岡の眼には、自然の草木はなんらの美をも齎らしませんでした。そして肉体の探窮美にのみ、胸を
摶
(
う
)
たれるのです。
足の裏
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
するとこの
若
(
わか
)
い
鳥
(
とり
)
は
翼
(
つばさ
)
で
横腹
(
よこばら
)
を
摶
(
う
)
ってみましたが、それは
全
(
まった
)
くしっかりしていて、
彼
(
かれ
)
は
空
(
そら
)
高
(
たか
)
く
昇
(
のぼ
)
りはじめました。そしてこの
翼
(
つばさ
)
はどんどん
彼
(
かれ
)
を
前
(
まえ
)
へ
前
(
まえ
)
へと
進
(
すす
)
めてくれます。
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
摶(う)の例文をもっと
(6作品)
見る
ぶ
(逆引き)
牛込築土前
(
うしごめつくどまへ
)
の、
此
(
こ
)
の
大勝棟梁
(
だいかつとうりやう
)
のうちへ
出入
(
でい
)
りをする、
一寸
(
ちよつと
)
使
(
つか
)
へる、
岩次
(
いはじ
)
と
云
(
い
)
つて、
女房持
(
にようばうもち
)
、
小兒
(
こども
)
の
二人
(
ふたり
)
あるのが
居
(
ゐ
)
た。
飮
(
の
)
む、
買
(
か
)
ふ、
摶
(
ぶ
)
つ、
道樂
(
だうらく
)
は
少
(
すこし
)
もないが、たゞ
性來
(
しやうらい
)
の
釣好
(
つりず
)
きであつた。
夜釣
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
牛込築土
(
うしごめつくど
)
前の、此の大勝棟梁のうちへ出入りをする、
一寸
(
ちょっと
)
使へる、
岩次
(
いわじ
)
と云つて、女房持、
小児
(
こども
)
の二人あるのが居た。飲む、買ふ、
摶
(
ぶ
)
つ、道楽は
少
(
すこし
)
もないが、たゞ性来の釣好きであつた。
夜釣
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
摶(ぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
摶
漢検1級
部首:⼿
14画
“摶”を含む語句
羽摶
脈摶
一摶
摶動
摶飯
相摶
“摶”のふりがなが多い著者
峠三吉
蘭郁二郎
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
国木田独歩
上田敏
泉鏡花
中原中也