“釣好”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つりず50.0%
つりずき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛込築土前うしごめつくどまへの、大勝棟梁だいかつとうりやうのうちへ出入でいりをする、一寸ちよつと使つかへる、岩次いはじつて、女房持にようばうもち小兒こども二人ふたりあるのがた。む、ふ、つ、道樂だうらくすこしもないが、たゞ性來しやうらい釣好つりずきであつた。
夜釣 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
金太きんたと云う釣好つりずき壮佼わかいしゅがあった。金太はおいてけ堀に鮒が多いと聞いたので釣りにった。両国橋りょうごくばしを渡ったところで、知りあいの老人にった。
おいてけ堀 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)