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羽撃
ふりがな文庫
“羽撃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はばた
50.0%
はばたき
37.5%
はうち
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はばた
(逆引き)
と博士の言葉に返事をしながら、今眼の前に見る蝙蝠の影に、二人が少年少女だつた遠い昔の蝙蝠の
羽撃
(
はばた
)
きが心の中で調子を合せてゐるやうで、懐しい悲しい気持ちがした。
蝙蝠
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
羽撃(はばた)の例文をもっと
(4作品)
見る
はばたき
(逆引き)
……だが、正三はやはり頭上に被さる見えないものの
羽撃
(
はばたき
)
を、すぐ身近かにきくやうなおもひがするのであつた。
壊滅の序曲
(新字旧仮名)
/
原民喜
(著)
羽撃(はばたき)の例文をもっと
(3作品)
見る
はうち
(逆引き)
一
疋
(
ぴき
)
の白い蝶だ、
最早
(
もう
)
四辺
(
あたり
)
は薄暗いので、よくも解らぬけれど、
足下
(
あしもと
)
の
辺
(
あたり
)
を、ただばたばたと
羽撃
(
はうち
)
をしながら
格別
(
かくべつ
)
飛びそうにもしない、白い蝶! 自分は幼い時分の
寐物語
(
ねまのかたり
)
に聞いた
白い蝶
(新字新仮名)
/
岡田三郎助
(著)
羽撃(はうち)の例文をもっと
(1作品)
見る
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“羽”で始まる語句
羽
羽織
羽搏
羽二重
羽目
羽根
羽音
羽子
羽衣
羽毛
“羽撃”のふりがなが多い著者
富ノ沢麟太郎
岡田三郎助
上田敏
岡本かの子
泉鏡花
原民喜