“はうち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
羽搏40.0%
報知20.0%
羽撃20.0%
翼打20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
努力ぬりき羽搏はうち
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
新聞記者しんぶんきしやとしては、國民こくみん松崎まつざき平福ひらふく郡司ぐんじの三時事じじ左氏さし東京毎日とうきやうまいにち井上氏ゐのうへし毎日電報まいにちでんぱう近藤氏こんどうし、やまとの倉光氏くらみつし日本にほん中村氏なかむらし萬朝まんてう曾我部そがべ山岡やまをか報知はうち山村氏やまむらし城南じやうなん高橋氏たかはしし
ぴきの白い蝶だ、最早もう四辺あたりは薄暗いので、よくも解らぬけれど、足下あしもとあたりを、ただばたばたと羽撃はうちをしながら格別かくべつ飛びそうにもしない、白い蝶! 自分は幼い時分の寐物語ねまのかたりに聞いた
白い蝶 (新字新仮名) / 岡田三郎助(著)
かかる時浜には見わたすかぎり、人らしきものの影なく、ひき上げし舟のへさきに止まれるからすの、声をも立てで翼打はうちものうげに鎌倉のほうさして飛びゆく。
たき火 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)