“搏(はばたき)” の例文
神の代(よ)を空に鳴く金鶏(きんけい)の、翼(つばさ)五百里なるを一時に搏(はばたき)して、漲(みな)ぎる雲を下界に披(ひら)く大虚の真中(まんなか)に、朗(ほがらか)に浮き出す万古(ばんこ)の雪は、末広になだれて、八州の野(や)を圧する勢を、左右に展開しつつ、蒼茫(そうぼう)の裡(うち)に
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)