“搏風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はふ50.0%
はぶ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その奥の、搏風(はふ)だけゴチック賽(まがい)に造った、ペンキ塗のがらくた普請が会堂で、仏蘭西語を習いに行(ゆ)く、少数の青年の外には、いつまで立っても、この中へ這入って来る人はない。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
頭の上を押さえている屋根や搏風(はふ)の下を遁れたり、925
堅く焼いた、小さい、赤い煉瓦の縁(へり)の黒いので建ててあるから、壁が丁度大きな象棋盤(しやうぎばん)のやうに見える。家の正面には搏風(はぶ)がある。
十三時 (新字旧仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
大ぶ外(ほか)から来ているらしい人も見える。近所の村から来た田舎びた晴着を着た人も、町の人の間に交(まじ)って押し合っている。家々の搏風(はぶ)からは、市の定色(ていしょく)に染めた旗がひらめいている。
みれん (新字新仮名) / アルツール・シュニッツレル(著)