“たたか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タタカ
語句割合
48.4%
46.0%
1.6%
1.6%
合戦0.8%
0.8%
決闘0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはたたかいにやぶれて、海のそこにしずんだ人びとが、残念ざんねんのあまり、そういうかにに、生まれかわってきたのだろうと、人びとはいいました。
壇ノ浦の鬼火 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
ワグナーの戦いは、その芸術に対する世の無理解への戦いであり、伝統主義者達へのたたかいであり、同時に営業劇場への闘いであった。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
其父そのちちたたかひて(七三)くびすめぐらさずして、つひてきせり。呉公ごこういままた其子そのこふ。せふ(七四)其死所そのししよらず。ここもつこれこくするなり
ところであの國の人間は今たたかつてゐる
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
大唐もろこしの軍将、戦艦いくさぶね一百七十艘をひきいて白村江はくそんこう朝鮮ちょうせん忠清道ちゅうせいどう舒川県じょせんけん)に陣列つらなれり。戊申つちのえさる天智天皇てんちてんのうの二年秋八月二十七日)日本やまと船師ふないくさ、始めて至り、大唐の船師と合戦たたかう。日本やまと利あらずして退く。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
恐らく突かれ、斬られ、射たれ、たたかれ、絞められ、毒されるあらゆる死難よりも、どれだけ恐ろしくて、また安らかであるか。無量苦と無量喜。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
兄弟決闘たたかおうとしたのである。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)