“たたかひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
42.1%
15.8%
戦闘10.5%
10.5%
戰鬪10.5%
戦争5.3%
殺戮5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万国の上には立法の君主が無ければ、国と国との曲直のあらそひそもそたれの手で公明正大に遺憾無いかんなく決せらるるのだ。ここに唯一つ審判の機関がある、いはたたかひ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
そのたたかひの如何に酷烈を極めたるか、如何に歩々ほほ予を死地に駆逐したるか。予は到底ここに叙説するの勇気なし。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
行先は死、然らずんば戦闘たたかひ。戦つて生きるのだ。死ぬのは……いや、死と雖ども新たに生きるのいひだ。戦の門出に泣くのは児女の事ぢやないか。別れよう。潔く元気よく別れよう。ネ、石本君。
雲は天才である (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
ただなか、たたかひ
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
いまぞ殺戮たたかひをはる時 宗治
希臘十字 (新字旧仮名) / 高祖保(著)