“そよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ソヨ
語句割合
80.8%
8.3%
4.7%
2.1%
1.0%
曾與0.5%
0.5%
曾与0.5%
曾興0.5%
0.5%
素輿0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瀬田長橋渡る人稀に、蘆荻いたずらに風にぐを見る。江心白帆の一つ二つ。浅き簾様のもの立て廻せるはりのなるべし。
東上記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
向ふの側にも柿の樹があツて、其には先ツぽの黄色になつた柿が枝もたわゝにツてゐた。柿の葉はいで、チラ/\と日光が動く。
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
後に負へる松杉の緑はれたる空をしてそのりてげにれる雲はるに似たり。との風もあらぬに花はに散りぬ。散る時にく舞ふをは争ひて歌へり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
とも動かぬ楢林の中で、梢にこびりついている残葉の或一枚だけが、ブルブル震えているのがあった、同じ梢に並んでいる葉が、皆沈黙しているのに、この葉だけは烈しくえている
梓川の上流 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
らにかぜの
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
伊丹屋の若旦那へ、ある事無い事き付けて、お舟さんとの間を割いたのは千三つ屋の文吉だ。私は文吉が憎かつた、お曾與も憎かつた。
「よし/\、いゝ心掛けだ、——ところで和助、——お前はお曾與を殺したに違ひあるまいが——何で殺した」
ざんげをはじめたそうですが、聴聞僧は、清浄の眉をそよともがすことなく、窓のそとの噴水を見ていて、ヴェルレエヌの泣きわめきつつ語りつづけるめんめんの犯罪史の、一瞬の切れ目に
虚構の春 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「親分、聞いて下さい。昨夜向柳原十三屋のお曾与が殺されましたよ」
「お舟、お曾興が殺されたことは聞いた筈だな」
こゝろよく汗の肌にすゞ吹けば蚊帳釣草の髭ぎけり
長塚節歌集:3 下 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
孔明は素輿(白木の輿)に乗って陣中を見まわり、常のごとく、黄巾をいただき白羽扇を持ち、その出入を見るや、衆軍みな敬して、進止軍礼、一のみだれも見ることができません、……実に
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)