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闘
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たたかひ
ふりがな文庫
“
闘
(
たたかひ
)” の例文
闘
(
たたかひ
)
は何にせよ将門が京より帰つて後数年にして発したので、其の場所は下総の結城郡と常陸の真壁郡の接壌地方であり、時は承平五年の二月である。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
その
闘
(
たたかひ
)
の如何に酷烈を極めたるか、如何に
歩々
(
ほほ
)
予を死地に駆逐したるか。予は到底
茲
(
ここ
)
に叙説するの勇気なし。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
病がやうやく
癒
(
い
)
えたころ、程近い
愛宕
(
あたご
)
神社まで散歩して蟻の歩いてゐるのを見る毎に、金瓶村、十右衛門裏庭での、大きい蟻と小さい蟻との
闘
(
たたかひ
)
を想起するのであつた。
三年
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
自分は夕飯を済ましてから、二たびこの蟻の
闘
(
たたかひ
)
を見に来た。すると殆ど人目では見えなくなつた
黄昏
(
たそがれ
)
の中に、二つの蟻が先程とさう違はない場処に、先程とさう違はない状態に、闘をつづけてゐた。
三年
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
闘
常用漢字
中学
部首:⾨
18画
“闘”を含む語句
争闘
戦闘
闘牛場
格闘
闘鶏
闘牛
決闘
闘諍
闘牛士
闘牛行
奮闘
闘争
苦闘
暗闘
拳闘家
闘技場
闘志
角闘
闘鶏師
拒闘
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