“闘志”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうし66.7%
たけし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ、かれがたえず悩んだのは、ともすると心の底に、朝倉先生のいわゆるけちな闘志とうしがうごめくことであった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
中柄ちゅうがらで肉のしまっているこの女水泳教師のうすい水着下の腹輪の肉はまだ充分じゅうぶん発達しないさびしさを見せてはいるが、こしの骨盤ははち型にやや大きい。そこに母性的の威容いようたくましい闘志とうしとをひそましている。
渾沌未分 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
金五郎、マン、勝則、良子、闘志たけし、繁子、里美さとみ千博ちひろ、夏休みで東京から帰って来ている政雄、それに、中村勉と結婚した秀子が、この六月に生まれた共子ともこを抱いて、やって来ていた。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
闘志たけし、と命名。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)