“苦闘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くとう75.0%
たゝかひ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしもうロボもうえと苦闘くとうにつかれはてているので、やがてぐたりと地べたに横になってしまった。
次郎は、少年時代からの苦闘くとうによって、自分の人間としての価値にすでにかなりの自信をもっていた。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
独り精神こゝろ苦闘たゝかひを続けたのは丑松で、蓮太郎が残して行つた新しい刺激は書いたものを読むにもまさ懊悩あうなうを与へたのである。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)