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くとう
ふりがな文庫
“くとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
クトウ
語句
割合
句読
55.6%
苦闘
16.7%
苦祷
5.6%
丶
5.6%
九等
5.6%
句讀
5.6%
苦鬪
5.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
句読
(逆引き)
信州
上田
(
うえだ
)
の人で
児玉
(
こだま
)
政雄
(
まさお
)
という医者がひところ馬籠に来て住んでいたことがある。その人に『
詩経
(
しきょう
)
』の
句読
(
くとう
)
を受けたのは、半蔵が十一歳の時にあたる。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
くとう(句読)の例文をもっと
(10作品)
見る
苦闘
(逆引き)
次郎は、少年時代からの
苦闘
(
くとう
)
によって、自分の人間としての価値にすでにかなりの自信をもっていた。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
くとう(苦闘)の例文をもっと
(3作品)
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苦祷
(逆引き)
しかもそれが父なる神の欲し給うところであることを、彼はゲッセマネの
苦祷
(
くとう
)
によって確かめておられたのです。これがわかっている以上、陳弁と抵抗は無用であるのみでなく不信仰です。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
しかしゲッセマネの
苦祷
(
くとう
)
は、こうした他人のための祈りのみでもない。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
くとう(苦祷)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
丶
(逆引き)
丶
(
くとう
)
さえ深く刻んだ谷に見えた。……赤新聞と言うのは
唯今
(
ただいま
)
でもどこかにある……土地の、その新聞は紙が青かった。それが澄渡った秋深き空のようで、文字は
一
(
ひとつ
)
ずつもみじであった。
小春の狐
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
くとう(丶)の例文をもっと
(1作品)
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九等
(逆引き)
うまいうまい。よしよし。夏のおどりの第三夜。みんな順々にここに出て歌うんだ。じぶんの文句でじぶんのふしで歌うんだ。一等賞から
九等
(
くとう
)
賞まではぼくが大きなメタルを
かしわばやしの夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
くとう(九等)の例文をもっと
(1作品)
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句讀
(逆引き)
これは此手紙の中の難句で、
句讀
(
くとう
)
次第でどうにも讀み得られるが、わたくしは水府もの下で切つて、丸燒は前年七月の眞志屋の丸燒を
斥
(
さ
)
すものとしたい。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
くとう(句讀)の例文をもっと
(1作品)
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苦鬪
(逆引き)
其頃
(
そのころ
)
は
東京
(
とうきやう
)
の
家
(
いへ
)
を
疊
(
たゝ
)
むとき、
懷
(
ふところ
)
にして
出
(
で
)
た
金
(
かね
)
は、
殆
(
ほと
)
んど
使
(
つか
)
ひ
果
(
は
)
たしてゐた。
彼
(
かれ
)
の
福岡
(
ふくをか
)
生活
(
せいくわつ
)
は
前後
(
ぜんご
)
二
年
(
ねん
)
を
通
(
つう
)
じて、
中々
(
なか/\
)
の
苦鬪
(
くとう
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
くとう(苦鬪)の例文をもっと
(1作品)
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