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くぎり
ふりがな文庫
“くぎり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
句切
28.6%
区画
14.3%
区劃
14.3%
劃
7.1%
区切
7.1%
区割
7.1%
區切
7.1%
區劃
7.1%
句読
7.1%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
句切
(逆引き)
一字一字の間にわざと長い
句切
(
くぎり
)
を置いて読み上げる小学二年生の
頓狂
(
とんきょう
)
な声を、
例
(
いつも
)
ながらおかしく聞いている津田の頭の上で、今度は柱時計がボンボンと鳴った。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
くぎり(句切)の例文をもっと
(4作品)
見る
区画
(逆引き)
何
(
な
)
にしろ
人間界
(
にんげんかい
)
の
方
(
ほう
)
では
朝
(
あさ
)
は
朝
(
あさ
)
、
夜
(
よる
)
は
夜
(
よる
)
とちゃんと
区画
(
くぎり
)
をつけて
仕事
(
しごと
)
をして
居
(
い
)
るのでございますから……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
くぎり(区画)の例文をもっと
(2作品)
見る
区劃
(逆引き)
磐面
(
ばんめん
)
には
花
(
はな
)
を
摘
(
つ
)
んだ、
大輪
(
だいりん
)
の
菫
(
すみれ
)
と
鼓草
(
たんぽゝ
)
とが、
陽炎
(
かげらふ
)
の
輝
(
かゞや
)
く
中
(
なか
)
に、
鼓草
(
たんぽゝ
)
は
濃
(
こ
)
く、
菫
(
すみれ
)
は
薄
(
うす
)
く、
美
(
うつく
)
しく
色
(
いろ
)
を
分
(
わか
)
つて、
十二輪
(
じふにりん
)
、
十二輪
(
じふにりん
)
、
二十四輪
(
にじふしりん
)
の
駒
(
こま
)
なるよ……
向
(
むか
)
ふ
合
(
あ
)
はせに
区劃
(
くぎり
)
を
隔
(
へだ
)
てゝ、
二輪
(
にりん
)
、
一輪
(
いちりん
)
、
一輪
(
いちりん
)
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くぎり(区劃)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
劃
(逆引き)
と何にも思わない調子でしたが、板戸を
劃
(
くぎり
)
に、横顔で、こう言う時、ぐっと引入れるようにその瞳が動いたんです。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
が、山々の緑が迫って、むくむくとある
輪廓
(
りんかく
)
は、
霄
(
おおぞら
)
との
劃
(
くぎり
)
を
蒼
(
あお
)
く、どこともなく
嵐気
(
らんき
)
が迫って、
幽
(
かすか
)
な谷川の
流
(
ながれ
)
の響きに、火の雲の炎の脈も、淡く紫に彩られる。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
くぎり(劃)の例文をもっと
(1作品)
見る
区切
(逆引き)
と云って、どこかで
区切
(
くぎり
)
を付けて、双方さっぱりしておかないと、自分は何のために、今日ここまで足を運んだのか、主意が立たなくなった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「ところが、そう勝手元の御都合のいいようにばかりは参らんです、世の中というものはね。第一
物
(
もの
)
に
区切
(
くぎり
)
のあるという事をあなたは御承知ですか」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
くぎり(区切)の例文をもっと
(1作品)
見る
区割
(逆引き)
「いえ、なに、死んでしまへば男も女もありませんよ。」——坊さんは
巧
(
うま
)
い事を言つた。してみると、
冥土
(
めいど
)
には活動写真小屋のやうに、婦人席は
区割
(
くぎり
)
がつけて無いものと見える。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
くぎり(区割)の例文をもっと
(1作品)
見る
區切
(逆引き)
「まあ、
好
(
い
)
いや、さう
心配
(
しんぱい
)
しないでも、
何
(
ど
)
うかなるよ。
何
(
なに
)
しろ
返事
(
へんじ
)
の
來次第
(
きしだい
)
、
己
(
おれ
)
がすぐ
知
(
し
)
らせてやる。
其上
(
そのうへ
)
で
又
(
また
)
相談
(
さうだん
)
するとしやう」と
云
(
い
)
つたので、
談話
(
はなし
)
に
區切
(
くぎり
)
が
付
(
つ
)
いた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
くぎり(區切)の例文をもっと
(1作品)
見る
區劃
(逆引き)
さう云つて吾々は、それをいつの間にか勉強時間の
區劃
(
くぎり
)
にした。
受験生の手記
(旧字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
くぎり(區劃)の例文をもっと
(1作品)
見る
句読
(逆引き)
「ワー。これあ漢文……しかも白文じゃありませんか。
句読
(
くぎり
)
も
送仮名
(
おくりがな
)
も何も付いてない……トテモ僕には読めません。これは……」
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
くぎり(句読)の例文をもっと
(1作品)
見る
“くぎり”の意味
《名詞》
物事の段落。切れ目。
文章などの切れ目。
土地などの境界。表などにおける文字列や数値などの切れ目。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
くぎ
しきり
くかく
くくわく
えが
かぎ
かぎり
かく
くわく
しき