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区劃
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くぎり
ふりがな文庫
“
区劃
(
くぎり
)” の例文
旧字:
區劃
一坂
(
ひとさか
)
戻って、段々にちょっと
区劃
(
くぎり
)
のある、すぐに手を立てたように石坂がまた急になる、平面な処で、
銀杏
(
いちょう
)
の葉はまだ浅し、
樅
(
もみ
)
、
榎
(
えのき
)
の
梢
(
こずえ
)
は遠し、
楯
(
たて
)
に取るべき蔭もなしに
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
磐面
(
ばんめん
)
には
花
(
はな
)
を
摘
(
つ
)
んだ、
大輪
(
だいりん
)
の
菫
(
すみれ
)
と
鼓草
(
たんぽゝ
)
とが、
陽炎
(
かげらふ
)
の
輝
(
かゞや
)
く
中
(
なか
)
に、
鼓草
(
たんぽゝ
)
は
濃
(
こ
)
く、
菫
(
すみれ
)
は
薄
(
うす
)
く、
美
(
うつく
)
しく
色
(
いろ
)
を
分
(
わか
)
つて、
十二輪
(
じふにりん
)
、
十二輪
(
じふにりん
)
、
二十四輪
(
にじふしりん
)
の
駒
(
こま
)
なるよ……
向
(
むか
)
ふ
合
(
あ
)
はせに
区劃
(
くぎり
)
を
隔
(
へだ
)
てゝ、
二輪
(
にりん
)
、
一輪
(
いちりん
)
、
一輪
(
いちりん
)
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“区劃”の意味
《名詞》
仕切ること。そのしきり。境界。
(出典:Wiktionary)
区
常用漢字
小3
部首:⼖
4画
劃
漢検準1級
部首:⼑
14画
“区劃”で始まる語句
区劃扉
区劃石