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区劃
ふりがな文庫
“区劃”のいろいろな読み方と例文
旧字:
區劃
読み方
割合
くかく
65.6%
しきり
18.8%
くぎ
6.3%
くぎり
6.3%
くくわく
3.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くかく
(逆引き)
それは雪国の旧家というものが特別
陰鬱
(
いんうつ
)
な建築で、どの部屋も薄暗く、部屋と部屋の
区劃
(
くかく
)
が不明確で、迷園の如く陰気でだだっ広く
石の思い
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
区劃(くかく)の例文をもっと
(21作品)
見る
しきり
(逆引き)
といって、
余処
(
よそ
)
のお
祖母
(
ばあ
)
さんでもないが、何だか其処に薄気味の悪い
区劃
(
しきり
)
が出来て、
此方
(
こっち
)
は明るくて暖かだが、向うは薄暗くて冷たいようで、何がなしに
怕
(
こわ
)
かった。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
区劃(しきり)の例文をもっと
(6作品)
見る
くぎ
(逆引き)
第一の客車は、単に振動を少なくする目的のために着けられた。第二の客車は、例によって、一等室と一等喫煙室、二等室と二等喫煙室という四室に
区劃
(
くぎ
)
られていた。
臨時急行列車の紛失
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
区劃(くぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
くぎり
(逆引き)
一坂
(
ひとさか
)
戻って、段々にちょっと
区劃
(
くぎり
)
のある、すぐに手を立てたように石坂がまた急になる、平面な処で、
銀杏
(
いちょう
)
の葉はまだ浅し、
樅
(
もみ
)
、
榎
(
えのき
)
の
梢
(
こずえ
)
は遠し、
楯
(
たて
)
に取るべき蔭もなしに
売色鴨南蛮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
区劃(くぎり)の例文をもっと
(2作品)
見る
くくわく
(逆引き)
こま/\した幾つかの小さな畑に
区劃
(
くくわく
)
され、豆やら大根やら
黍
(
きび
)
やら
瓜
(
うり
)
やら——様々なものがごつちやに、
風
(
ふう
)
も
態
(
ざま
)
もなく
無闇
(
むやみ
)
に仕付けられた。
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
区劃(くくわく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“区劃”の意味
《名詞》
仕切ること。そのしきり。境界。
(出典:Wiktionary)
区
常用漢字
小3
部首:⼖
4画
劃
漢検準1級
部首:⼑
14画
“区劃”で始まる語句
区劃扉
区劃石
検索の候補
一区劃
区劃扉
区劃石
“区劃”のふりがなが多い著者
相馬泰三
橋本五郎
アーサー・コナン・ドイル
与謝野寛
二葉亭四迷
小栗虫太郎
徳田秋声
幸田露伴
島崎藤村
夏目漱石