“えが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
62.3%
32.7%
2.7%
惠賀0.4%
0.4%
恵我0.4%
0.4%
英賀0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うしろを限る書割かきわりにはちいさ大名屋敷だいみょうやしき練塀ねりべいえがき、その上の空一面をば無理にも夜だと思わせるように隙間すきまもなく真黒まっくろに塗りたててある。
すみだ川 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
それ故に、交換の曲線をえがきまたはその方程式を作ることは困難であるというのは、根拠のない批難を私共に加えようとする者である。
美しき虹を、そのまま柱にしてえがかれたる、十二光仏じゅうにこうぶつの微妙なる種々相しゅじゅそうは、一つ一つにしきの糸に白露しらつゆちりばめた如く、玲瓏れいろうとして珠玉しゅぎょくの中にあらわれて、清くあきらかに、しかもかすかなる幻である。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
すべてこのホムダの天皇は御年百三十歳、甲午の九月九日にお隱れになりました。御陵は河内の惠賀えが裳伏もふしの岡にあります。
天皇御年七十八歳、甲午きのえうまの年の正月十五日にお隱れになりました。御陵は河内の惠賀えがの長枝にあります。
彼等は慈善を褒めそやして魅惑的なもっと幸福な社会状態をえがき上げ現存制度を破壊し自分達の野心の深謀を進めさえすればよいとしているか
古市ふるちだけではなく、玉手、柏原、恵我えが、高安あたりの散所民もまた、呼応して
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それとも、もっとさしせまったそののことをえがえていたのか?
火を点ず (新字新仮名) / 小川未明(著)
英賀えがの城より和平を扱い武士を遣わす時持たせた武具の中に鎖鎌十本と載す。