“甲午”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きのえうま60.0%
かふご20.0%
こうご20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで親族打ち寄って、度々評議をらした末、翌天保五年甲午きのえうまの歳の正月中旬に、表向敵討の願をした。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
其右に「天保五年甲午かふご二月廿五日佛弟子竹谷依田瑾薫沐書きんくんもくしてしよす」と記してある。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
兄さんは、お母さんが、長い間御病気だったとそういったね? その長い間、医者は一体だれが診てたんだい? 大沢さんかい、甲午こうご堂かい? 蒲原かんばらさんには、かかってたのかい?
仁王門 (新字新仮名) / 橘外男(著)