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甲走
ふりがな文庫
“甲走”の読み方と例文
読み方
割合
かんばし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんばし
(逆引き)
不夜城を誇り顔の電気燈にも、霜枯れ
三月
(
みつき
)
の
淋
(
さび
)
しさは
免
(
のが
)
れず、
大門
(
おおもん
)
から
水道尻
(
すいどうじり
)
まで、茶屋の二階に
甲走
(
かんばし
)
ッた声のさざめきも聞えぬ。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
このオソラクが
甲走
(
かんばし
)
った声であったので、自分はふと耳を立てると、男の声で「オソラクってそりゃ何の事だ。誰に習ったのか」
雪ちゃん
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
と
甲走
(
かんばし
)
った声が聞えました。誰の発言かと見れば、それは焼けて壊れた提灯を膝の上に載せていた神尾主膳の口から出たものであります。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
甲走(かんばし)の例文をもっと
(46作品)
見る
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
走
常用漢字
小2
部首:⾛
7画
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甲
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