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かんばし
ふりがな文庫
“かんばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カンバシ
語句
割合
甲走
68.7%
疳走
16.4%
癇走
10.4%
芳
3.0%
勘走
1.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲走
(逆引き)
このオソラクが
甲走
(
かんばし
)
った声であったので、自分はふと耳を立てると、男の声で「オソラクってそりゃ何の事だ。誰に習ったのか」
雪ちゃん
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
かんばし(甲走)の例文をもっと
(46作品)
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疳走
(逆引き)
須磨子が見つけた額には、気取つた筆で無意味な文字を二三字
擲
(
なぐ
)
り
書
(
がき
)
にして、渓水と落款があつた。須磨子は、
疳走
(
かんばし
)
つた声で「ちよいと先生」と呼んだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
かんばし(疳走)の例文をもっと
(11作品)
見る
癇走
(逆引き)
夫人の気持を知っている
侍女
(
こしもと
)
の
末
(
すえ
)
までが、御表の物音を聞くと、常には、静かな足も走って、つい、声までが
癇走
(
かんばし
)
って欣びを告げるのだった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かんばし(癇走)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
芳
(逆引き)
今度
(
このたび
)
、同銀行蔵掃除について払下げに相成ったを、当商会において一手販売をする、抵当流れの安価な煙草じゃ、喫んで
芳
(
かんばし
)
ゅう、
香味
(
こうみ
)
、口中に
遍
(
あまね
)
うしてしかしてそのいささかも
脂
(
やに
)
が無い。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かんばし(芳)の例文をもっと
(2作品)
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勘走
(逆引き)
其
(
そ
)
の
声
(
こゑ
)
が、
五位鷺
(
ごゐさぎ
)
の、げつく、げつくとも
聞
(
き
)
こえれば、
狐
(
きつね
)
の
叫
(
さけ
)
ぶやうでもあるし、
鼬
(
いたち
)
がキチ/\と
歯
(
は
)
ぎしりする、
勘走
(
かんばし
)
つたのも
交
(
まざ
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かんばし(勘走)の例文をもっと
(1作品)
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