“くどく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:クドク
語句割合
功徳97.2%
口説1.4%
句読0.7%
巧徳0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それにまた、この節はお湯が開けて、与八さんもいよいよ忙しいでしょうね、功徳くどくになっていいことですよ、人助けになりますよ」
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
こゝ立石りふせきが下男に直助と云ふ者有りもとは信州の生れにして老實まめ/\しく働きけるが下女に心をかけ種々に口説くどくと雖も直助は片田舍かたゐなかの生れにて此下女は江戸の出生しゆつしやう故直助が云ふ事を聞ず兎角とかく強面つれなく當りしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其れから一切の句読くどく其他そのたの記号をも排斥するかはりに代数学の符号があらたに採用され、ぎやうれんわかつのも不経済だとあつてれんの場合だけに約一すんばかり字間をけ、其他そのたは散文の如くに続けて書く。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
その足留稲荷のとんだ巧徳くどくででもあろうか。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)