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口説
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くどく
ふりがな文庫
“
口説
(
くどく
)” の例文
さア/\/\と
糶詰
(
せりつめ
)
た
後
(
のち
)
は男がそれまでに思召すのをなどと申して、いやらしい振になって騒ぎを起しまするが、女の子が男を
口説
(
くどく
)
秘法は死ぬというが何より
覿面
(
てきめん
)
でげす。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
茲
(
こゝ
)
に
立石
(
りふせき
)
が下男に直助と云ふ者有り
元
(
もと
)
は信州の生れにして
老實
(
まめ/\
)
しく働きけるが下女に心を
懸
(
かけ
)
種々に
口説
(
くどく
)
と雖も直助は
片田舍
(
かたゐなか
)
の生れにて此下女は江戸の
出生
(
しゆつしやう
)
故直助が云ふ事を聞ず
兎角
(
とかく
)
強面
(
つれなく
)
當りしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
嫌
(
きら
)
ふにあらねど未だ
未邊女氣
(
おぼこぎ
)
のうら
羞
(
はづか
)
しく
發揮
(
はき
)
と
問答
(
へんじ
)
を爲さざるなる可し就ては
氣永
(
きなが
)
く
口説
(
くどく
)
時は竟に意に從ふならんと思ふにも
似
(
に
)
ず其娘は今度本町の小西屋へ
縁談
(
えんだん
)
究
(
きま
)
り箇樣々々と
糊賣
(
のりうり
)
お金が話したるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
捕
(
とら
)
へ出したる盜賊改め奧田主膳殿組與力笠原粂之進にて
則
(
すなは
)
ち此家へお梅奉公致しけるが此粂之進
獨身
(
どくしん
)
ゆゑ此お梅の
縹緻
(
きりやう
)
宜
(
よき
)
に
戀慕
(
れんぼ
)
し
種々
(
いろ/\
)
と
口説
(
くどく
)
と雖も此お梅
貞節
(
ていせつ
)
の女なれば決して
從
(
したが
)
はざるにより
彌々
(
いよ/\
)
粂之進思ひを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“口説(クドキ)”の解説
クドキ(くどき)は、浄瑠璃や歌舞伎のクライマックスで俳優と浄瑠璃とで演じる個所。「口説き」ともいう。元来は平曲や謡曲あるいは説経節で登場人物の悲しみを歌う演出であったものが、近世以降各種の口承文芸の演出も加わり多様化した。
(出典:Wikipedia)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
“口説”で始まる語句
口説落
口説立
口説節