トップ
>
暗闘
ふりがな文庫
“暗闘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
だんまり
75.0%
あんとう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だんまり
(逆引き)
もちろん芳年、芳幾といっしょにだったが、それにしても、構図は九絞龍と花和尚が瓦灌寺雪の
暗闘
(
だんまり
)
の大首絵とあっては——。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
舞台はやがて
昨日
(
きのう
)
の通りに
河端
(
かわばた
)
の
暗闘
(
だんまり
)
になって、劇の主人公が盗んだ金を
懐中
(
ふところ
)
に花道へ
駈出
(
かけい
)
でながら
石礫
(
いしつぶて
)
を打つ、それを合図にチョンと拍子木が響く。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
暗闘(だんまり)の例文をもっと
(3作品)
見る
あんとう
(逆引き)
私はもう
坐
(
すわ
)
っても立っても居られなかった。それはミチ子をめぐる彼と私との
暗闘
(
あんとう
)
が最後的場面へ
抛
(
ほう
)
り出されたのだ。
断然
(
だんぜん
)
たる敵意であった。砲弾のような悪意だった。
地獄街道
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
暗闘(あんとう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“暗闘”の解説
暗闘(だんまり)は、歌舞伎の演出の一つ。登場人物が暗闇(くらやみ)という設定の中で、互いに探り合いながら死闘を繰り広げたり、物語の鍵となる物品を奪い合ったりする立ち回りをすること。暗桃とも書く。
安永年間(1772–81年)に江戸の顔見世興行において始められたと伝わる。ただし初例については諸説あり定説はない。
(出典:Wikipedia)
暗
常用漢字
小3
部首:⽇
13画
闘
常用漢字
中学
部首:⾨
18画
“暗闘”で始まる語句
暗闘状態
検索の候補
大暗闘
暗闘状態
“暗闘”のふりがなが多い著者
正岡容
永井荷風
海野十三