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淀
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おど
ふりがな文庫
“
淀
(
おど
)” の例文
町幅のだだっ広い、単調で
粗雑
(
がさつ
)
な長い大通りは、どこを見向いても陰鬱に
闃寂
(
ひっそり
)
していたが、その癖寒い冬の夕暮のあわただしい物音が、
荒
(
さび
)
れた町の底に
淀
(
おど
)
んでいた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
お島は傍へ寄って来る小野田の手に、
絡
(
から
)
みつくようにして、
赭
(
あか
)
く
淀
(
おど
)
み
曇
(
うる
)
んだ目を見据えていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“淀”の解説
淀(よど)は、京都府京都市伏見区西南部の地域名。同地域に所在する京都競馬場の通称でもある。
(出典:Wikipedia)
淀
漢検準1級
部首:⽔
11画
“淀”を含む語句
淀川
言淀
仁淀
大淀
淀橋
淀君
立淀
淀屋
淀屋橋
足淀
淀江
一淀
淀見軒
淀瀬
淀滞
淀無
淀見
淀江内忠俊
淀辰
淀饅頭
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