“足淀”の読み方と例文
読み方割合
あしよどみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
男はちよ足淀あしよどみして、直ぐまた私の立つてゐる前を醫者の方へ駈け出した。其何秒の間に、藤野さんの變つたさまが、よく私の目に映つた。
二筋の血 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
男はちよつ足淀あしよどみして、直ぐまた私の立つてゐる前を医者の方へ駈け出した。其何秒時の間に、藤野さんの変つた態が、よく私の目に映つた。
二筋の血 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)