“畢鉢羅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひっぱら50.0%
ヒッパツラ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悉達しった太子出家して苦行六年に近く畢鉢羅ひっぱら樹下じゅげに坐して正覚しょうがくを期した時、波旬はじゅんの三女、可愛、可嬉、喜見の輩が嬌姿荘厳し来って、何故心を守って我をざる
菩提樹について『翻訳名義集ほんやくめいぎしゅう』によれば、この樹は一つに畢鉢羅ヒッパツラ樹と称する。仏がその下に坐して正覚を成等するによって、これを菩提樹というとある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)