“畢卓”の読み方と例文
読み方割合
ひつたく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むかし、畢卓ひつたくはどうかして上酒数百こくをわが物として舟に積込み、左手に杯を、右手に蟹の大爪を持つて、飲みかつ食ひながら生涯を送ることができたなら、こんな幸福はあるまいといつた。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)